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岡部宿大旅籠柏屋の等身大雛人形は必見です!

ども。さいちゃんです。

今月のはじめに袋井の可睡斎ひなまつりに行ってきたんですが、その時に等身大の雛人形の存在を知りました。

ですが、その等身大雛人形は、岡部の大旅籠柏屋さん(おおはたごかしばや)というところから借りていて、1月末まで展示したのちにすでに返却してしまった後とのことでした。

大旅籠柏屋ひなまつり

そこでせっかくなのでぜひ見てみたくなり、調べてみると、その柏屋さんでもひなまつりを開催しており、その等身大雛人形を展示していることがわかりました。

[sanko href=”http://www.at-s.com/event/article/art/448367.html” title=”岡部宿大旅籠柏屋 ひなまつり[藤枝市]” site=”アットエス”]

本日、時間ができたので妻と娘を連れて行ってきました。

その前にちょっと予習としてこの大旅籠柏屋さんとは何かについてちょっと補足しておきます。

大旅籠柏屋とは?

大旅籠とは、江戸時代に東海道の宿場町にあった宿泊施設のことでその間取りによって大旅籠、中旅籠、小旅籠などに分類されたそうです。

この柏屋さんは、江戸後期に建てられたそうで、平成10年に国登録有形文化財に指定され、現在は一般に公開されています。尚、現在は宿泊はできません。

江戸時代はこんな形で食事が提供される宿泊所だったようです。また、武士と庶民とでは宿泊する部屋が違っていたそうです。身分制度があった時代ですからねえ。

入館料など

現在開催しているひなまつりは、2月3日(土)〜4月8日(日)まで。入館料は大人300円に小人(中学生以下)は無料となっており団体割引もあるようです。また、我々のように小さな子供がいると割引があるようで大人一人240円で入ることができました。

営業時間

営業時間は、午前9時〜午後5時。午後4時半以降は入館できませんので注意が必要です。

月曜日は休館日で月曜が祝日の時はその翌日が休館日となっています。

駐車場

駐車場は、やや離れた場所に普通車30台分が用意されていますので案内看板に従って進むと良いです。

等身大雛人形とは

さて、それでは本題ですが、受付で入館料を支払い中に案内されるとさっそく等身大雛人形が僕たちを迎えてくれました。

これだけいると迫力が違いますね。とても貴重なもので見応えがありました。

館の関係者の方が色々と説明をしてくれるのでとても参考になりました。その中の話を少し引用させていただくと、

この等身大の雛人形は、市内で雛人形を制作していた職人(よしがみっつでよしみっつで静岡県民にはおなじみの好光人形だそうです)が、浅草の歌舞伎を見て自らの技術向上のために等身大雛人形の製作を思い立ち、弟子入りして修行までして製作したものだそうです。当時は40体しか製作しておらず、残ったのがこの15体だけで、現在は旧岡部町に寄贈されたものを柏屋さんで毎年展示されているとのことです。

こんな変わったお雛様は見たことがありません。観光資源としてもとても面白いと思うのでぜひ続けていってほしいと思います。

尚、3段飾りでの展示は最近から始めたとのことで、いつか7段飾りを実現してほしいなあと思います。これまで一度きりしか段飾りはしたことがないそうです。それも学校の体育館を借りてやったそうです。

この他にも代々この柏屋を営んできた山内家に伝わる京都御所内の御殿をかたどった雛飾りとか

衣装を着ることができたり

江戸時代のガジェットが展示してあったり

可睡斎にも飾ってあった雛飾りもあったり

別棟のなまこ壁の蔵にも志太天神と呼ばれる天神飾りがあったり

 

常設展示品はもとより、ひなまつり限定の展示品も古くて貴重そうなものもたくさん飾ってありなかなか見応えがありました。

ぜひ変わった雛人形を見てみたい人やインスタ映えスポットを探している人にもとてもおすすめできるスポットなので一度足を運んでみてほしいと思います。

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